天までとどけ           ~自然農

山里で一喜一憂しながら毎日を送る、3児と猫2匹の母のつれづれ日記

有機認定審査

今日は年に1回の有機認定審査の日でした。

1999年に農業を始めて、2000年から出荷を始めて
認定を取ったのは、3年後だったかな????
もう何も覚えていないわー。(苦笑)

それから毎年、この審査を受けています。
岐阜県は、その審査をする資格を持っているので
他の会社などで受けるよりも格安で受けられます。
高額の所で受けると初回50万、継続30万とかもあると
むかーし、ですが、調べました。
(今は知らない)

岐阜県で受けると初回8万円+経費12000円くらい
以後は継続で、毎年3万円+経費12000円くらいです。
他にシールや記録などの、経費も労力も膨大です。
年に1回、一日かけて審査を受けて
その結果を担当の審査官がまた審査します。

ごまかしなど、よほどの悪質な何かが発覚しない限りは
認定の取り消しなどの重大な処置は受けないです。
それよりも使用する薬剤などの制約の割りに
書類や、記録物が手間で、収量も上がらず、
有機認定をとる意味がないとやめる人が多いです。

有機認定と言っても、最初から許可されている薬剤もあるし、
(記録など面倒だし、お金はかかるし、使い方もわからないので、うちは何も使っていません)
全滅しそうだったら農薬を使って
出荷出来るようにする農家もいますし、それも認められています。
勿論、薬を使った農産物には、有機JASはつけられませんが
またその畑で3年間薬を使わずに過せば
その間は移行中と言う表示が出来ます。
それはそれで、報告や記録など、また大変みたいです。

そして例えば、自然農で、全く肥料や薬を使わない農家でも
無農薬、無化学肥料と言う標示は、法律的には出来ません。
その表示をしていいのは、有機認定をとっている場合のみです。
毎年、もう認定をやめようか、と言う話になるのですが
やはり、表示が出来ないとなると
他の野菜と全く同じ取り扱いになるので
出来るなら継続するかー、ということになります。
この数年は審査申込用紙が来た時に、
3万円あったら申し込んでいます。
無かったらやめることにしています。(爆)

国の立場、県の立場、農家の立場。
いろいろあって、簡単ではないです。
法律と言っても、全部を救おうとすると、本当に変な形になって難しい。
結構法律も「情」が入っているんですよねえ。

農業を広める話とは別に
食糧自給は、各地域である程度できていたら
大災害時も、少しはましだと思っています。
まあそんなことの前に
食べ物が出来ると嬉しいので、プランターでも出来る何かを
皆さん作ってみたら、楽しいです、きっと。
コップに水入れて、買ってきたネギの根っこを入れておいても
伸びてきて収穫できますよ♪

あ、審査の結果はOKでした!
今回も和やかに終了し、ありがたい限りです。

*** COMMENT ***

矛盾

有機農業推進法では化学的に合成された肥料・農薬を使わない等の農業を「有機農業」とすると定めておきながら、有機JASを取らないと農産物に表示できない。矛盾ですよね~。

それでも最近は表示については「オーガニック」「有機」「無農薬」などなどの表現について、少しづつ緩んできているような感じです。農水省としても2つの法律が矛盾しているので文句言いづらくなってきたということでしょうか。

どうなるやら。
ま、美味しいってことが一番肝心ですね。
ヤスコさんたちの野菜・穀物は美味しい!!

えびカニさんへ

農家は基本的に忙しく
畑に張り付いていないと、作物は出来ないので
法律を作る人にはなれず、そこが難しいところでしょうか?
いろんな立場での意見、主張があるからねー。
私たちは作るのみですね。

美味しいと言ってくれてありがとう!
たなか野菜畑の野菜も美味しいですよ!

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プロフィール

丹羽 泰子(なかよし家族)

Author:丹羽 泰子(なかよし家族)
有機農業を始めて、もう15年。すっかり、農家のおばさんです。採れた野菜の加工品や、小麦を使ってパンやピザ生地など作りながら、全国の皆さんに、取れたての野菜と一緒に送っています。


農家民宿もやっています。
先日テレビで紹介されました。
私が話してます。(笑)
皆さん、泊まりに来て下さいね。

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